アロマを安全に使う為に初心者へ伝えたい注意点!精油を肌に使用する時に守る事
日本でアロマは医薬品ではなく「雑貨」として扱われているので、
その気軽さから誰しもが「1度は使ったことがある」と答える程に日常化しました!
ただ…気軽ゆえに注意点を知らずに使い、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
それが肌に触れた時のトラブルです!
だからこそ、今回はアロマを安全に使うために最低限抑えてほしい注意点をまとめました
アロマを肌につける時、必要な注意はコレ!
植物の成分が高濃度に濃縮された精油と呼ばれるアロマはパワフルな作用を持っています。
なので、アロマ(精油)を肌につける時には希釈(※)して使うのが原則です。
※希釈(読み方:きしゃく)
水や溶媒を加えて薄めること。
たとえば…ミストをつくったり、自作の化粧品をつくって使用する時には必ず薄めて使用します。
ではどのくらい薄めて使うのが正しいのでしょうか?
原液での使用はNG!たった〇%以下に薄めて使うのが基本
アロマを使う時の濃度は、学ぶ協会によって違いがありますが1%~3%が基本です。
ただ、一番安心して使用できる濃度は1%以下をお勧めしています。
さらに、顔やデリケートな部分に使う場合はさらに薄めの濃度0.5%以下が安心です。
この希釈濃度の指針は、日本のアロマテラピーを牽引する
社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)のものです。
・BODY(体)…1%以下
・FACE(顔) …0.1〜0.5%以下
この濃度の基準は、アロマの研究・調査でも安全性が確認できてるものになります
引用文献:日本アロマ環境協会:精油10種のヒトの皮膚に対する安全性
https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol15.php
さらに下記の方への注意として
・お年寄
・子ども
・妊娠している方
・敏感な体質の方
一般の濃度の半分に以下に希釈する事が基準です。
そんなに薄めてしまうの?と感じますが、アロマの威力はそれほどすごいものだと感じられる基準です。
柑橘系の精油には、光毒性がある?!
アロマの中には、肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える光毒性(※)という作用を持ち、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルを起こす事があります。
ただ、柑橘系=光毒性というわけではありません。
スイートオレンジ、ゆず、マンダリン、タンジェリンには光毒性がないと考えられています。
光毒性があるのは柑橘系の果皮を圧搾して抽出したアロマとセリ科の一部
・ベルガモット
・オレンジ・ビター
・グレープフルーツ
・レモン(圧搾法)
・ライム(圧搾法)
・アンジェリカルート
・クミン
・タジェット
・バーベナ
などです
また、光毒性の原因となる成分は熱に弱いので、熱を加える水蒸気蒸留法であれば光毒性のある成分は抽出されない=光毒性がないとされています。
その他にも注意する事
・アロマは種類によって皮膚・粘膜に刺激が強いものがある
アロマはたくさんの種類があります。そしてそれぞれ作用が違うのと同じく、肌への刺激も変わります。
すべてのアロマを同じように扱うのではなく、1つずつ違うと強さを持っていると覚えておきましょう。
・感作(※)に注意する
※感作(読み方:かんさ)
ある抗原に敏感な状態。アレルギーを発症する、ひとつ前の準備の段階の事です。
体の中に入ると異物とみなして排除しようとする免疫機能が働きます。
アロマは、自分にとって有益なモノでも、自分以外に同じく有益に働くとは限りません。
人によってはアレルギー反応を起こす場合があったり、今まで使えたのに急に肌荒れを起こす事もあります。
そうならない為に、同じアロマを高濃度で使い続ける事は避けるや希釈濃度は人によって変わる(変える)事が大切です。
まとめ
アロマを使う時、注意点や安心安全の基準として私が一番おススメするのは、いつも、日本アロマ環境協会(AEAJ)が作成したガイドラインです。
なぜなら、日本人が調べた日本人にあった安心・安全の基準だからです。
アロマのは世界中で使われ様々に研究されています。ただし、そこの住む人や環境によっても違いが生まれるのが自然な事!なので日本人が調べた日本人にあった安心・安全の基準を元にしています。
アロマは大自然からの恩恵でとてもパワーが強いものです。だからこそ危険を知って安全に使える知識が重要だと感じています。
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
お客様のニーズが「結果重視」から「癒し重視」に変化した事に気づき、サプリのようにアロマを提供する独自のメソッドを構築しカウンセリングに取り入れる。その後2011年に起きた東北大震災時、福島県の起業家向けに活用した所、前向きな人でも「深層心理に真逆のストレスを抱えて一歩前に進めない」事を発見し心理メソッドとして体系化、一般社団法人を設立。
郡山市・福島市から「心の健康を身近に気軽に」をモットーにメンタルヘルスの専門家も受講するストレスケア・メンタルヘルス講座として、現在12年目を迎えました。全国からオンラインで受講出来るプログラムです。
著書:売れっ子セラピストになる3つのステップ Amazon1位 東洋経済オンライン起業部門1位
保有資格:アロマ/ハーブ/食育/サプリメント/コミュニケーション/メンタル心理/マインドリーディング/マインドマップ
独立行政法人雇用・能力開発機構福島センター ワークガイダンス講師育成講座 終了
財団法人 実務技能検定協会 ビジネスマナー
経済産業省 中小企業庁 販売士検定
財団法人 事務技能検定協会 ビジネス文書技能検定
公益社団法人 マインドマップ検定